四柱推命の通変星 | 人脈の星を持っていない人の対人関係の悩みと対処法

この人のように、人から「気がきかない」と言われたことのある人は多いはずです。

特に人脈の星を持ってない人は、気がきかないと指摘され、直したいと思っても直らないと悩む人もいます。

でも、気がきくのが普通で気がきかないのはダメなのでしょうか？

そんなことはないと私は思います。人それぞれタイプがありますから。

人脈の星とは

人脈の星とは、通変星の「正財」と「偏財」のことです。この2つをまとめて「人脈の星」と呼んでいます。

人脈の星は、その名の通り「人付き合いが得意」と言われている星です。

また、この星を持っている人は、「この人生での人との付き合方」にテーマを持っている人とも言えます。

しかし、人脈の星を持っていてる全ての人が、初めから人付き合いが得意という訳ではありません。

人付き合いが苦手でも、失敗しながら人との関わりかたを学ぶのが人脈の星のテーマだからです。

では、人脈の星を持っていない人が、どんなタイプかと言うと、「人付き合いより他にエネルギーを向けたいタイプ」です。

人脈の星を持っていないという事は、他の星を持っています。他に持っている星のテーマにエネルギーを使う方が、その人にとっては大切なのです。

人脈の星を持っていない人の傾向

人脈の星を持っていない人の傾向は、他人のペースに合わせるのが苦手です。

魂的に (本人の無意識下ですが)、人付き合いより他に意識が向くので、社会生活の中でも、マイペースな行動になる特徴があります。

人脈の星を持っていない人の悩み

人脈の星を持っていない人の悩みは、人間関係のものが多いです。

個性が大事と言いながらも、妙なところで協調性を求めてくる現代社会では、人脈の星のないマイペースなタイプに風当たりが強く、悩みを持ちやすいのだと思います。

具体的には、以下のような悩みが多く見受けられます。

上記のようなことを指摘され、「自分は人に気を使えないダメ人間だ」と思い込んでしまいます。

また、悩みを改善しようと頑張り、エネルギーを消耗してしまう人もいます。

でも考えてみてください。

そもそも人付き合いにエネルギーを使うより、他にエネルギーを向けたくて人脈の星を持たずに生まれてきたのです。

やりたくもないことを、一生懸命に頑張ってしまうと必要以上に疲れてしまいます。

しかも、「こうすると喜んでもらえるかな？」「こうしたら、みんな助かるかな？」なんて色々頑張ってみても、やぶへびになってしまう場合もあります。

逆にしなくていいことをしていたり、ポイントがずれてたりするんでしょうね・・・。

それでさらに自己嫌悪してしまい、悪循環に陥ってしまうのです。

悩みから抜け出す方法

悩みから抜け出す方法は、これまで刷り込まれた人付き合いの思い込みに気づくことです。

例えばこのような思い込みを。

これらの思い込みを、重要視しなくても良いと気付くことがスタートです。

「人に気を使うべき」とか「周りに合わせろ」とか言う人は、あたかも正論を言っているかのように聞こえますが、そうじゃないと私は思います。

大きな声では言えませんが、実は自分に気を使ったり合わせて欲しかったりするんじゃないかと思います。

そもそも人に気を使える人が、気を使うのが苦手な人に「気を使うべき」なんて言うでしょうか？

そんなことを言う人こそ「気を使えてないじゃん」って思いませんか？(笑)

こんなことを言う私ですが、実は人脈の星をたくさん持っており「気遣い当たり前ワールド」で長年生きてきました。

正直なところ、気遣いのない人が苦手でした。でも四柱推命を学び、人付き合いがテーマでない人がいることを知り、考え方が変わりました。

私の当たり前が、人の当たり前ではないんだと。押し付けてはいけないんだと。

なので知って欲しいです。人に気を使えなくても悩まなくてもいいんだと。自分は自分らしくマイペースでいてもいいんだと。

そう心の底から思えた時、きっとこの悩みから解放されます。

ここまで読んでくれた人の中には、「え？マイペースでいたら余計に人に文句言われるじゃん？」思った人もいるかも知れません。

でも、そんなに心配しなくて大丈夫です。自分の本質を認めたら、気を使えないと指摘されてもそんなに落ち込まなくなります。

また、自分を認めて堂々としていると、人から指摘されにくくなる法則もあります。逆におどおどしていると、指摘されやくすなったりしますが。

この記事を読んだからといって、すぐにお悩み解決といかないかも知れませんが、焦らずマイペースで思い込みを塗り替えていって欲しいと思います。

人はあれこれ悩むと、頭も身体もガチガチに堅くなってしまいます。

疲れ切ってしまう前に、自分が心地よく感じることを取り入れて、リラックスするようにしてくださいね。

 最後にひと言

あなたが人に気を使えなくても、それを責める資格のある人は、この世に誰一人としていません。だから、あなたも自分を責めないであげてください。

お読み頂き、ありがとうございました。では、次回記事にてお会いしましょう。