【四柱推命】陰陽五行説の成り立ちを簡単シンプルに理解する

四柱推命 陰陽五行説について知る

陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)って、なんとなくイメージできても言葉で説明しようとすると難しいと思います。

なぜなら陰陽五行説は、異なる時代に生まれた「陰陽説(いんようせつ)五行説(ごぎょうせつ)」の2つの思想が合わさって完成された思想なので、少々複雑に感じるからです。

この陰陽五行説を、簡単シンプルな情報で頭の中をスッキリ整理してみませんか?

この記事を読むことで、陰陽五行説のごちゃまぜになった情報が組み立てなおせますよ。

記事の内容

こちらの記事では、四柱推命の考え方の基本にある陰陽説・五行説・陰陽五行説について、ごくごくシンプルに分かりやすく解説しています。

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陰陽説とは

陰陽説とは、紀元前1000年前後の古代中国で生まれた思想と言われています。

その思想とは、この世のあらゆるものは陰と陽の2つに分かれており、互いに影響することで補い合い協力する関係が成り立っているというものです。

陰陽説

例えば、男性が陽なら女性は陰で、昼が陽なら夜が陰です。この陰陽は、陽が良くて陰が悪いという訳ではなく、どちらも必要な存在です。

なぜなら、この世界が男性だけや女性だけだと大変です。子供は生まれず人類は途絶えてしまいますから。

万能で有能な人が一人で生きていけたとしても、人類という大きな視点で見れば異性が必要ですよね?

また他にも、一日中太陽が昇っている昼だけだったり、太陽のない夜だけだったりしても困りませんか?

昼と夜の両方があるから、丁度良い生活ができるというものです。

このように「この世には陰と陽が存在し、その相反する存在が互いに必要で補い合っている」という見方をするのが陰陽説の考え方です。

陰と陽が象徴するもの「一覧」
暗い明るい
寒い熱い
湿気乾燥
柔らかい堅い
悲しみ喜び
降下上昇
遅い早い
女性男性
重たい軽い


陰陽説は、太陽や月などの自然のもの、人々がおりなす社会の動き、人間の行動や考え方など、この世界に起こる全ての現象を、広く大きな視点で理解するために必要とされる思想です。

五行説とは

五行説は、紀元前400年前後に生まれたとされています。

陰陽説は紀元前1000年前後と言われているので、陰陽説のずいぶん後から生まれたことになりますね。

五行説の思想は、この世のあらゆるものは「木(もく)・火(か)・土(ど)・金(こん)・水(すい)」の5つのエネルギーから成り立ち、循環し合っているという考え方です。

この「木・火・土・金・水」のことを五行(ごぎょう)と呼び、五行のエネルギーが循環し合うことを五行の法則といいます。

五行の法則

五行には決まった2つの法則 (流れ) があります。

1つ目は「相生(そうしょう)」と言い、下の図の緑の線の流れです。

2つ目は「相剋(そうこく)」と言い、ピンクの線の流れ」です。

また、相生でも相剋でもない、同じもの同士の関係を比和(ひわ)と言います。

五行の法則の相生(そうしょう)とは?

相生とは上に記した「五行の法則」の1つで緑の線の流れです。

この流れの法則は、五行の1つが別の五行を強め、その強められた五行が、また別の五行を強めていく関係です。

下の図で説明すると、木が火を強め、強められた火が土を強め、土は金を強め、金は水を強め、水は木を強めるという関係です。

この強めたり強められる循環のことをを相生といいます。また、強めたり強められることを「生じる・生じられる」と表現されています。

上の図の相生の関係を詳しく説明すると以下のようになります。

  • 木は燃えて火を生む
  • 火が木を燃やすと灰(土)を生む
  • 土を掘れば鉱物や金属がある
  • 金属が冷やされると表面に水滴を生む
  • 水は木(植物)を育てる

五行の法則の相剋(そうこく)とは?

相剋とは上に記した「五行の法則」の1つでピンクの線の流れです。相生とは異なる作用があります。

その作用とは、五行の1つが別の五行から弱められたり、または弱めたりして抑制し合います。

下の図で説明すると、木が土を弱め、土は水を弱め、水は火を弱め、火は金を弱め、金は木を弱めるという関係です。

この弱めたり弱められる法則のことを相克といいます。また、そのことを「剋(こく)す・剋される」と表現されています。

上の図の相剋の関係を詳しく説明すると以下のようになります。

  • 木は土の養分を吸って成長する
  • 土は水を濁しせき止める
  • 水は火を消して勢いを止める
  • 火は熱で金を溶かす
  • 金属の刀や斧は木を切り倒す

五行の法則 比和(ひわ)とは?

比和とは、同じもの同士が合わさることをいいます。

五行では「木と木・火と火・土と土・金と金・水と水」の組み合わせとなります。

比和の状態になると、同じもの同士が互いを強め合いますます勢いづきます。

互いに強め合う関係は一見いいように見えますが、実は良い面だけではありません。

比和の勢いが良い方向へ向かうこともあれば、逆に悪い方向へ向かいますます悪くなる場合もあるからです。

相生・相剋・比和の3つはどれも必要

五行の法則である相生・相剋・比和。どれが良くてどれが悪いというものではありません。

五行が循環し合う中、どこか強まり過ぎたら弱めたり、どこか弱まり過ぎたら補ったり強めたりなど、それぞれのバランスを取るために、この3つの作用が働いているというわけです。

陰陽五行説とは

上記の陰陽説と五行説が合わさったものを陰陽五行説と言います。

紀元前300年前後に、中国の戦国時代を生きた思想家の鄒衍(すうえん)が陰陽説と五行説をまとめて陰陽五行説を完成したといわれています。

この陰陽五行説の思想は、五行説の五行「木・火・土・金・水」は、さらに陰と陽とに分かれると考えます。

なので、五行がさらに2つに分けられて10種類になります。

その10種類を表にすると下記のようになります。

五行表しているもの表しているもの
木の性質
(きのえ)
大木・ご神木
(きのと)
花・草花
火の性質
(ひのえ)
太陽
(ひのと)
月・灯
土の性質
(つちのえ)

(つちのと)
田畑
金の性質
(かのと)
鉄・刀
(かのと)
宝石・貴金属・砂金
水の性質
(みずのえ)
海・大河
(みずのと)
雨・雪・霧

この世界は陰と陽の2つで出来ているとした陰陽説に五行説が合わさり、より複雑にこの世界の物事を分類・観察・説明することが可能となりました。

また、この10個に分類したものを十干(じっかん)と呼び、四柱推命で命式を読み解くのに重要な星の一つとされています。

十干の詳細は別記事にて書いています。興味のある方はご覧になってみてください。

まとめ

今回は、陰陽説・五行説・陰陽五行説について紹介いたしました。

お読み頂き、ありがとうございました。
次回記事にてお会いしましょう。

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