命式の出し方

【四柱推命】命式から通変星の裏星を出す簡単な方法

2020-10-07

四柱推命 命式から裏星を出す方法

通変星には裏星があるらしいけど、どうやったら分かるのかしら・・・?

質問者A

四柱推命に興味を持つと、多くの人はネットで色々な情報を調べると思います。

また、調べている内に、無料サイトで分かる命式には表示されない裏星(うらぼし)があることを知る人も。

裏星があるなら知りたい!

きっと多くの人はそう思うはず。

そんな人たちの希望に、この記事でお応えます。

この記事を読むと分かること

  • 命式の裏星と言われている、隠さた通変星を出す方法。

四柱推命の命式にある通変星の数は、三柱で鑑定した場合は5つあります。

厳密に言うと「通変星が2つ・蔵干通変星が3つ」の合計5つです。

しかし本当は、他にも蔵干通変星 (ぞうかんつうへんせい )があります。

その隠された蔵干通偏星を「裏星」と呼んでいます。

補足!

隠された蔵干通偏星を裏星と呼ぶのは、私が四柱推命を習った流派の場合です。

どうして最初から裏星を出さないんですか?

質問者A
kuku

なぜですかね~(笑)
こんなふうに説明を受けました↓

最初から裏星を出さない理由

  • 裏星よりも表の星の方が大切だから
  • 表の星を生かしてないと裏星は生かせないから

↑このように教わり、私もそのように以前は考えていました。

がっ!しかし!

私は「裏星も初めから出したんでいいんじゃないの?」と思うようになりました。

鑑定方法は流派や個人の考え方でさまざまです。

どれが正解でどれが間違いと簡単に白黒つけられませんが・・・

でも私は思うのです。

すぐに裏星を生かせようが生かせまいが、自分の命式を詳しく把握するのは良いことだ」と。

私がこの記事を書く理由

  • 初めから裏星を出さないことが疑問だから
  • どうせなら裏星を知った方が良いから
  • 自分で調べられると便利だと思うから

ではさっそく、裏星の出し方を紹介していきましょう。

自分の命式から裏星を調べる方法

自分の裏星を出す方法は2つあります。

裏星を出す方法

  • 無料サイトと通変星表を使って出す
  • 萬年歴を使って出す

ここで紹介する裏星を出す方法は、萬年歴は使いません。

無料サイトで出した命式をもとに、この記事で紹介する蔵干早見表と通変星表を使って出す方法です。

kuku

まずは自分の命式を、無料サイトを使ってチェック!

あなたの命式をチェック

*風水デザインにこだわった開運パワーストーンアクセサリー専門店Magic Wandsさんのサイトです。

紹介したサイトで、下の図のような命式が出せたと思います。

命式を印刷しておくとこの先の作業がしやすいですよ♪

kuku

では、さっそく裏星を調べていきましょう。

step
1
命式の日柱の天干 (十干) を確認する

下の命式の赤く囲っている場所が日柱の天干です。

ここを赤で囲っておいてください。後で、ここの日柱天干が必要になります。

step
2
命式の地支を (十二支) を確認する

下の命式の青く囲っている場所が地支 (十二支) です。

日柱、月柱、年柱にそれぞれ1つあります。

そこを青で囲っておいてください。

補足!

命式を出すときに、生まれ時間を入力すると時柱も出ます。その場合は地支が4つ表示されます。

ただし、正確な時間を入力しないと、正しい時柱が出ませんので注意が必要です。時差やサマータイムで誤差が生じる方もいますので。

下の記事で正確な生まれ時間の出し方を紹介していますので、興味のある方はご覧くださいね。↓

合わせて読む
四柱推命の「時柱の出し方」と気を付けること

step
3
地支 (十二支) に含まれる十干を調べる

ステップ②でチェックした地支 (十二支) には、十干が含まれています。

地支に含まれている十干は、下の蔵干早見表から調べられます。

子に含まれる十干は「壬と癸」、酉に含まれる十干は「庚と辛」というように見ます。

調べた十干を自分の命式の蔵干の欄に書き写します。このような感じになります↓

step
4
日柱の天干とステップ③で調べた十干で蔵干通変星を調べる

下の通変星表を使い、ステップ①で調べた日柱の天干 (十干) と、ステップ③で調べた十干が交差して合わさる部分が蔵干通変星と言われる星です。

この蔵干通偏星の一部に裏星が含まれています。

使うのはこの↓通変星表

サンプルの命式だと、日柱の天干が「丙」なので、ピンクの枠で囲っている欄をベースに見ます。

丙の欄で、ステップ③で調べた十干を探します。

サンプルの命式では、地支 (十二支) である「子」に含まれている十干は「壬・癸」で、「酉」に含まれる十干は「庚・辛」でしたね。

丙の欄から「壬、癸、庚、辛」の場所を探します。表では青で囲っている部分になりますね。

その場所から表の一番左の通変星の欄を確認して、どの通変星に当たるかチェックします。

サンプルの命式では、「偏財・正財・偏官・正官」となりますね。

命式に記入するとこんな感じ

step
5
表の星と裏星を把握する

ここまで作業を進めると、気付かれる方もいると思いますが・・・。

ステップ④で出した蔵干通変星の内の一つは、無料サイトで初めから出ていた蔵干通変星と同じです。

この無料サイトで出ている蔵干通変星が表の星で、無料サイトで出ていなかった蔵干通変星が裏星と言われています。

まとめ

今回は、無料サイトなどで出した命式から、裏星を出す方法をご紹介しました。

お読み頂き、ありがとうございました。
次回記事にてお会いしましょう。

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